株式投資の必要性について以前の記事でお話ししました。
ですが、投資を始めようとすると
???
となることがたくさん出てきます。
その一つが
株式投資の専門用語
です。
今回の記事を読めば、
専門用語の基本中の基本について知る
ことができます。
ぜひ、少しずつ覚えていきましょう。
代表的な指標(日経平均株価、S&P500、ナスダック)
代表的な指標として、
まず日本に日経平均株価があります。
日経平均株価=日本を代表する225社の株価の平均
ざっくりと、こう覚えてもらえばいいかと思います。
さらにざっくりと言えば、
日本全体の株価の動きをおおよそ表すもの
ということになります。
ですので、例えば、
日経平均株価に連動した投資信託
というのは
日本全体の株価の動きに合わせた値動きをする投資信託
とも、ざっくりですが言えるわけです。
同じような指標が海外にもあります。
アメリカでいえば
S&P500
や
ナスダック
が有名です。
S&P500 =アメリカを代表する500社の株価の平均
ナスダック=アメリカを代表する100社の株価の平均
ざっくりですがこんな感じです。
ナスダックの方が
会社数が少ない、値動きが大きい
という特徴があるため、
株式投資においては
S&P500
の方が、より安定的にアメリカ全体を示す指標
として用いられることが多いようです。
株の種類(個別株、ETF、投資信託)
株(投資商品)には覚えておくべきものがまず3つあって
個別株、ETF、投資信託
があります。
個別株 …会社ごとの株を買う、一般的にイメージしやすい株のこと
(例)株式会社Aの株を買う=Aの個別株を買う、ということ
ETF …個別株のつめあわせセットのようなもの。
テーマに応じて合わせたいくつかの個別株をまとめて買うイメージ。
テーマによっては、「経済指標に連動したETF」など、
まとめた個別株をテーマに合わせて運用会社に運用してもらう
というものもある。
(例)S&P500に連動したETFを買う
=S&P500に含まれる個別株をうすく全部セットにし、
そのセットがS&P500が上がったら同じように上がる
S&P500が下がったら同じように下がる
ように運用してもらう
投資信託…ETFの元祖。
テーマにそった個別株のつめあわせセットを、
運用会社に運用してもらってその利益を得る、というもの。
ETFと違って、個別株のような買い方とは違う買い方になる。
また、100円から始められたりするなど、個別株やETFとは違う特徴がある。
次に、この3種類のリスクの大きさの違いです。
株式投資において言う
リスク=変化の大きさ
です。
ですので、リスク大=メリット、デメリット両方が大きい
ということになります。
ちなみに
個別株 =リスク大
ETF =リスク小〜中
投資信託=リスク小〜中
です。
株式投資の基本は
小さく、長く勝ちを続ける
ですので、
買うべきは
ETFもしくは投資信託
となりますね。
配当とは
株式投資において、株の値動きで損や得をする
ということはもうお分かりかと思います。
でも、実は株の本質は本来ココではなかったりします。
本来株というのは、
会社が資金を集めるために株式を発行
↓
それを投資家(私たち)が買う
↓
買ってくれた投資家に対して、会社は定期的にお礼(配当)を支払う
この配当でもうける、というのが本来のあり方だったりします。
ですので、株式の値動きではなく、この配当をねらって投資をする
という考え方もあるわけです。
配当の高い、高配当株を買う、というやり方ですね。
これを高配当株投資、と言ったりします。
※個人的には初心者にはオススメしないので、ご注意を!
弱気相場と強気相場
まずこの場合の相場とは
市場で取引される株の価格
を指します。
この相場が上がる方向に勢いづいている時を
強気相場
と言います。明確な定義は無いようですが、
基本的には20%上に値動きがあった場合に強気相場入り、と言われるようです。
その逆で、相場が下に勢いづいている時を
弱気相場
と言います。こちらも
基本的には20%以上下に値動きがあった場合に弱気相場入り、と言われるようです。
どちらの相場も継続性があり、強気相場にいたっては
平均5年続く、というデータがあります。
相場が何相場かによって値が上がる株が変わったりしますので、
今が何相場か、というのは分かるようにしておいて損はないかと思います。
まとめ
- 国の株の値動き全体を表す指標がある。アメリカはS&P500が有名。
- 株には覚えるべき3種類があり、個別株とETFと投資信託。
- 注目すべきなのはS&P500で、買うべきはETFもしくは投資信託。
- 高配当投資という考え方もある。難しいので初心者は注意。
- 相場には強気相場と弱気相場がある。
専門用語を少しずつ覚え、ぜひとも実際に株を買うところまですすみましょう!
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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