前回、賃貸を安く借りる方法について説明させていただきました。
このときに書き忘れたのですが、私、
不動産投資
もこころざしていた時期がありまして。
ですので、大家さん側の知識もある程度あるんです。
その頃勉強した内容には、
入居と退去がぼったくりチャンス
と本にも書いてあったんです(もちろん表現は違いますが)。
大家さんというのは、
本来とても大変
なものなんです。
法律は借りる側に有利に考えられている
ため、うまくかしこくやらないと、大きくもうけられないんですね。
逆に言えば、
法律などをしっかり知っていれば、
大家さんのもうけ分まで、こちらが損しなくて済む
ワケなんです。
今回の記事では、
- 自然劣化は大家さんが負担する
- いざとなったら火災保険が使える
- 立ち会いに参加しない方がいい
といった退去のポイントを詳しく説明しています。
よろしくお願いします。
自然に劣化した部分は払わなくて良い
借りた前の状態に戻さなきゃいけない
こう思い込んでいませんか?
違うんです。
借りてなくても劣化する部分は払わなくていい
んです。
(例)壁紙
6年で劣化しきって、価値は0になると決まっている。
なので、6年以上住んで壁紙に傷がついた場合
価値が0のものを傷つけただけ
なので負担額も0!
といった感じです。
仮に3年住んでいた場合は
負担額は半分
ということになるんです。
うっかりつけた傷などは火災保険を使う
うっかりつけた傷などには
火災保険
が使えるんです。
実は火災保険には
借主(自分)が家主(大家さん)に損害を与えてしまった
場合の費用を負担してくれる
という補償がついているんです。
壁につけた傷、子どもが描いた落書き
もこれでOK!
ただし、あくまで
良質な火災保険に入った場合についてくる補償
です。
こちらの記事にも書いたように、
最初に業者から紹介される火災保険は
役に立たないぼったくり保険
であることが多いので注意!
しっかり記録を残そう
業者とのやり取りで、言った言わないでもめないよう、
記録を残す
ことが超重要!
入居時と退去時のやりとりは、できるだけ
LINEやメール
で記録が残るかたちをとりましょう。
会話については録音、録画しておくとベストですね。
入居時や退去の明け渡し前には、
そのときの部屋の状況をスマホでとっておく
ということもとても効果的です。
立ち会いはしないようにしよう
退去時に必ず立ち会うように
そう言われることもあるかと思いますが、
立ち会いはしない
ことをオススメします。
まず、立ち会いは法律上、義務とされていません。
次に、立ち会いには
立ち会いに手馴れた業者
がやってきて、あの手この手で
ぼったくる
可能性が高いです。
プレッシャーをかけてきたり、
分からない専門用語でごまかしたりしてくることもあるでしょう。
そういった状況になること自体を避けるために、
立ち会いはせず、
退去日までに鍵を返送
するというかたちをとりましょう。
まとめ
- こちらが何もしてないのに劣化しているのは大家さんの責任。
- 劣化するのにかかる期間も覚えておくと◎。
- 新品に戻す費用は負担しなくていい。劣化した分は大家さんの責任。
- 何かやらかしてしまったら火災保険の出番。
- 立ち会いはしない。
- 記録を残す。
かしこく住んで、かしこく出ていきましょう。
そうやって住まいにかかる費用を減らせば
家計はずいぶんと楽になるハズです。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。
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