「先生はハズレが多い」は本当?(個人の見解)

不登校について

子どもと先生が全然合わない…!ウチの担任ハズレかも…、そんな風に思ったことありませんか?この疑問に対し、私の経験からお話ししたいと思います。ただ、あくまで一個人の大きな独り言ですので、参考になさるかどうかはお任せしたいと思います。

実は「ハズレの先生が多い」ということはない

結論から言うと、全然そんなことはないです。先生を志す、と言う時点で基本的にかなり真面目で誠実な人がほとんどです。しかも学歴もある程度下限があるので、能力やその人の資質に問題を感じることほとんどありません。逆に、その真面目さ、勤勉さに驚くような人が多いです。

イメージがハズレる、という現実はある

ただ、もちろん全員が良い先生、ということはありません。特に、先生の実態が「保護者のイメージと違うんだろうな…」と思うことは少なくありません。

先生がいじめっ子!?

決して先生が生徒をいじめるわけではありません。先生が元いじめっ子であることがありうる、ということです。現在、特に特別支援学校においては、体育大卒の先生が増えて、先生全体の体育会系化が進んでいるように感じます。それが「先生=元いじめっ子」と何の関係があるのか?…実は、体育会系の学校は超が付く縦社会で、いじめとも思えるくらいのシゴキが日常茶飯事なんです。先輩と会うのが嫌すぎて、トイレ、風呂共同の宿舎にて、部屋にこもってお風呂も、排泄すら台所で済ませていた、という思い出を語っていた先生もいるくらい…!そして、そう言った先生たちも先輩の立場になると、当然のようにシゴく立場に回ります。ですので、先生の体育会系化→体育会系大学卒→元いじめっ子と思うわけです。

元いじめっ子=悪い教師ではない

むしろ、体育会系の先生は優秀な方が多い、という印象です。まず、過酷な環境を生き残ってきた方々だけあって、体力、精神力ともにタフです。また、教員になられる体育会系の方は、その道の超一流だったりすることが多いです。

(例)元国体選手、元社会人チームでの競技経験者、元日本選抜などなど…

そういったところから生徒との関係性に良い意味で優位性を築きやすい面もありその面からも優秀であると感じます。

ベテラン=すごい先生?

これは間違いです。普通の企業なら、「ベテラン=経験豊富」という構図が成り立つでしょう。ですが、教師には企業と違い、「成果で評価される」ということがないため、メンタルさえ強ければ、成果が最悪でも順調に生き残り、ベテランになれるというわけです。では役職がついてれば優秀か?そうとも言えません。これは地域によって違うんですが、「ある程度管理職が教師の力を見て役職を決める」、というまともな地域もあれば、「役職は投票で決める。そのため一緒に担任を組みたくない問題教師をあえて役職に推薦して、自分の近くに配置されることを避ける」、ということをしていた地域もあるくらいです。ですので、「ベテラン」「役職がある」はすごさの指標にはなりません。

「現役教員」SNSに注意!

「現役教員」を名乗って某SNSでポストしているアカウントをよく見ます。こういうアカウントには注意が必要です。なぜなら、「現役教員を名乗る時点でリスクを背負っている」からです。教員がロクでもない発言をすれば、信用失墜行為にあたり、処罰されます。個人情報を漏らせば守秘義務の違反にあたり、これも処罰されます。これを理解しているアカウントなら問題ありませんが、現役教員アカウントでこれらに抵触しているアカウントは少なくありません。そういったアカウントは、情報リテラシーがまず低く、常識のないトンデモ教師であることが多いと感じます。ですので、「現役教員アカウント」の発言は話半分で聞き流すことをおすすめします。

地域によって全然違う

先ほども少し触れましたが、学校の実態地域によって全然違います。特別支援に熱心な地域、特別支援はプリントだけやらせて放っておく地域、真面目な教員が評価される地域、雰囲気だけで発言力の強いトンデモ教師が幅を利かせている地域、本当に様々です。ですので正直、先生の当たり外れより、地域の当たり外れの方が大きな問題であると感じています。

「ハズレてしまった」その時は?

「教育委員会に言ってやる」は効くの?

多分ひと昔前は有効でした。今でも教育委員会から学校現場に指導が入ることはあるそうです。ですが、今は教員の成り手不足の時代。学校も教員を守らなくてはならない側面があります。問題が少々あっても、現場の人手がすでに不足している以上、いてもらわなくては困る、ということもあるでしょう。また、そもそも教育委員会も破綻している、という現実もあります。これも地域によりますが、地域によってはトンデモ教師ほど時間に余裕があって出世欲もあるので上に上がっていき、教育委員会に配属される、というところもあるくらいです。ただ、おそらく全国共通で言えることは、教育委員会は総じて激務です。その上現在の状況もありますので、学校現場へのクレームに対応している余裕は、おそらくあまりないかと思います。ですので、現在ではクレームを伝えるなら、教育委員会ではなく、地域の市議会や県議会議委員、何なら文科省HPへのクレーム投稿の方が、解決に近づけるかもしれません。

信頼できる先生は他にたくさんいる

最初にもお伝えしましたが、学校の先生は基本的には優秀な方が多いです。ですので、お子さんの担任や、トラブルの際の窓口になった先生にこだわらず、色んな先生に相談するのが良いかと思います。現在は学校はチームとして対応することが求められており、担任一人、担当一人で問題を解決することを重視していません。ですので、ご自身やお子さんに合う先生を探し、その人を頼る、ということは有効かと思います。(決して簡単なことではありませんが…)

まとめ

  • 基本的には優秀な先生がほとんど
  • 元いじめっ子の先生もいるけど、先生としては超優秀だったりする。
  • ベテランや役職は「当たり」の基準にはならない
  • 先生の当たりハズレより、地域の当たりハズレの方が深刻だったりする。
  • クレームを教育委員会に入れるのは、昔ほど効果はないかも。

あくまで一個人の独り言をつらつらと書きました。参考にされるかどうかはお任せいたします笑

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

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